株式会社日美印刷様
オープンで顔の見えるサイトになり「親近感がわく、問い合わせがいやすい」と評判も上々です
日美印刷様(http://nichibi-p.com)は長野県長野市にある印刷会社です。近年の変化にも柔軟に受け入れる視点を持ち、あらゆることにチャレンジしているアグレッシブな会社で、今年で創立31年目を迎えます。
日美印刷様とバリューマシーンインターナショナルとの出会いは、とあるセミナーでした。河島のセミナーに参加していた今村社長はちょうど、会社の変革を求めていた時。
「利害関係なく私たちの気持ちをわかってくれるプロはいないか」と探し始めて2年が過ぎようとしていました。
そんな当時のことを今村社長はこう、語ってくださいました。
河島さんが話し始めて5分。たった5分で、ワクワクしてきました。
皆に時折質問を投げかけながら、はっきりとした口調でしかし優しく、スマートだけどどこか熱い解説。販売促進、広告、印刷・・・顧客心理を見事に見抜いたお話。
こんなに相手の気持ちを考えて仕事をしている人がいるのだろうか?
この人はどうやって勉強しているのだろう?
「この人すごい。」セミナー終了後、思い切って名刺交換の列に並び、「なかなか厳しくて」「そうですよね、今厳しいですよね。熱心に聞いていただきありがとうございました。」が初めての会話でした。会場の最後列に座った私を見ていたのか・・・驚き、尊敬、でも長野まで来てくれるのかな?そんな気持ちでした。
そこから、日美印刷様とVMIのお付き合いがスタートしたのです。
毎月のプロジェクトで、刺激を受けて、どんどん進化していく日美印刷様。
活気づいてきた社内をアピールしていこうと、社員一同で話し合い、WEBの刷新を決意しました。
そして、 バリューマシーンインターナショナルにサイト構築をご依頼してくださいました。
今回は、今村社長を中心に、WEBサイトの構築に携わった、お客さまサポート部 (営業)の宮澤さんと春原さんの3人に、リニューアルに対するお話を伺うことができました。
制作担当をした能見も交えて、その内容をお届けいたします。
◆◆◆◆◆
インタビュアー(以下Q):WEBを刷新するきっかけとなったことは何ですか?
春原さん(以下S):品質重視で洗練されたイメージを伝えるために作られていたホームページでした。画像が多かったため、 SEOに対して、あまり効果が出ないので、WEBからの新規顧客獲得に悩んでいたんです。更新もなかなか出来なくて、課題になっていました。
宮澤さん(以下M):そこで社内でWEB制作をすることになったのですが、これもなかなか進まず外部に依頼することになりました。
Q:担当者の印象はいかがでしたでしょうか。
今村社長(以下I):一言でいうと、まっすぐで熱い女性でしょうか。会社の方向性とサイトイメージが一致するよう、こちらの仕事内容や気持ちを確認しながら、女性ならではの視点できめ細かく提案していただきました。今回撮影もお願いしましたが、ニコニコ社員に接していただいたおかげで社員も安心したのか、出来上がった写真は皆自然な笑顔で、期待以上でした。
M:電話でも、メールでも変わらず、いつも元気で、迅速で、丁寧な対応をして下さって、大変助かりました。
又、写真の見せ方についてのアドバイスは、大変ありがたく、自社のWEBに顔を出すことのメリットについて具体的にアドバイス頂いた事もありました。
採用サイトの写真撮影に関しては、ご自身の一眼レフカメラをお持ちいただき、リラックスした雰囲気で撮影して頂いたので、社員のイキイキした表情を表現することができました。
S:全くの素人にも分かりやすく、一つ一つ説明して頂きまして、ありがとうございます。
何よりも修正のスピードが速く、その時思っていた事をデザインして頂けるので助かりました。
何よりも楽しそうに仕事される姿に感動しました。
制作担当者(能見、以下N):ありがとうございます。皆さんがイキイキ仕事をされている表情をリアルに掲載したい思いがありましたので、結果的に皆さんに評価をいただけたことはとても嬉しいです。
Q:最初に提案させて頂いた、ラフ案の内容について、感じたことがあれば教えて下さい。
I:全体的に爽やかな印象をうけましたね。
M:そうですね。ラフ案の時点で非常にイメージも近かったので、特に問題はありませんでした。
S:印刷会社ということもあって、デザインや仕上がり重視というイメージが多かったのですが、マーケティングの概念を重視されたものを提案していただいたので、今までのWEBに対する考え方が変わりました。
N:以前のデザインが、パステル系の色調で凄くきれいでしたので、なるべくイメージは壊さないように、パステル系のトーンを利用し、なおかつ日美印刷様の暖かい雰囲気を醸し出すよう取り組みました。
Q:制作過程の中で、感じたことはありましたか?
S:やり易かった点は、すぐに直して頂けるところです。イメージも風化されず良かったと思います。
WEBの世界については、営業になってからというもの、すっかり離れていて、携わっていない間に随分変遷したということが分かりました。最初に、今現在のWEBを取り巻く事情について聞かせて頂けたら、更にやりとりがスムーズにいったかもしれません。
I:サイト完成までの道のりは結構険しく、担当者もバテ気味の時がありましたが、そんな時適切に叱咤激励していただき、感謝しています。自分たちの事はわかっているようで案外わかっていない部分が多いので、外部の視点は大変重要だと思っています。
M:こちらの意図をくんで頂きながら、ラフデザインを作って頂いたり、文章案を作ってくださったりして頂いた点が、非常に助かりました。
また、丸一日かけて対応をして頂いた写真撮影に協力して頂いた事も、会社の雰囲気が良くなる様に考えて下さり、大変やりやすかったです。
PDFや校正紙ではなく、WEB上で仕上がり過程を確認することが出来たので、大変やりやすかったです。
N:つい自分の知っている言葉で説明してしまうことが、まだあり、最近の現状から離れていた方には、ご迷惑をおかけしました。しかし、一度お話したことは、すぐに吸収してくださるところはさすがだと思いました。
写真掲載についてはさまざまな考えの方々がいるのは当然のことで、写真一つとっても、顏を出せないことが「良くない」というよりは「やることによってどんなメリットがあるのか。なぜ、このテーマのサイトに必要なのか。」ということをうまく伝えられれば、と考えていました。結果的に皆さんの協力と笑顔を得られたことは、私にとっても大きな進歩でした。尽力くださったプロジェクトメンバーの皆さまに本当に感謝しています。
Q:続いて仕上がりについてお伺いします。
I:見やすくてアクティブな印象があり気に入っています。弊社のメンバーも頑張りましたが、能見さんの鋭い指摘に助けられ、大変満足しています。
M:こちらの要望に沿って進めて頂いたので、良かったと思います。
S:当初のイメージ通り親しみがあり、見やすくて良かったと思います。
また、最初から、ラフを見せて頂いたので、スムーズに話すことができて良かったです。SEO対策をしっかりして頂いたので、検索で上位に来ているので満足しています。
Q:周囲の反応はいかがでしたか?
I:オープンで顔の見えるサイトになり、「親近感がわく、問い合わせがしやすい」と評判も上々です。
M:会社の思いがストレートに伝わって来ました。是非御社にお願いしたいと、直接来社され、価格はそっちのけで、発注して下さったお客様もいらっしゃいました。
S:お客様からは、だいぶ変わったね~と言われ良い意味でほめて頂きました。
また、初めて弊社サイトをご利用頂いたお客様からも、「この会社なら大丈夫そう」とか「感じが良かったので、問い合わせしました」という声を頂けました。
N:もともと皆さんに出会った時に、“律義”で“誠意”のあるメンバーが“商品をまごころをこめて”お届けしている印象がありました。以前のWEBのイメージからすると、にぎやかになりすぎてしまったかもしれませんが、なんとか皆さんの本当の姿が、パッと見で分かるようなWEBにしたかったので、このような周囲のご評価を聞くと、伝わって良かったと思います。
Q:サイトのアクセス数や問合せなど、公開後の変化についてはいかがでしたでしょうか?
M:アクセス数も毎月増え、受注数も増え続けていて、非常に楽しみになってきています。売上に関しても、大きな金額の仕事が決まったり、特定のキーワードで検索いただいたお客さまにも、ご満足いただける製品を納品することができています。
Q:WEBマーケティングのアドバイスについて、感想がございましたらぜひお願いします。
I:慣れないと結構大変です。ただ、成果に結びついてくれば楽しくなりますし、新しい事を学ぶと気付くことが多く、仕事の質が高くなると感じています。
M:役割分担を決めて行う事や、1件のお問い合わせの重要性を教えて頂けた事が良かったです。会社全体で取り組む事業としてWEBマーケティングがあるので、まだまだこれからですが、チームワークが、さらに強くなるきっかけが出来ました。
あとは、Googleアドワーズ、アナリティクスを使った解析や、それを活用してのキーワード設定など、自ら試すことで、短期間で知識を増やすことができました。
S:今まで、勉強してこなかったことでしたので、楽しく進行させて頂きました。WEBから離れていたこともあり、変化に驚きましたが、仕組みが分かってきたことによって、よりWEBを新しいお客様との出会いの場に活かせることが出来そうです。
Q:今後バリューマシーンインターナショナルに期待することがありましたら、教えて下さい。
S:仕事の進め方はもちろんですが、気持ちの持ち方や、継続させる事を多く教えて頂いたと思います。後は行動するだけですので、行動して結果につなげていきたいと思います。もっと喜んでもらえる仕事をしていきたいと思いますので、これからもよろしくご指導ください。
M:沢山のアドバイス頂きました事、大変感謝しております。あとは、我々が売り上げアップをし、恩返しさせて頂く番だと思います。
I:「なぜ働くのか?」「周りに貢献する」「チームで成果をだす為にどんな課題があるか?」
今まで無意識になんとなく通り過ぎてきた事に正面から向き合う。
「そこに愛はあるのか」「フィードバックに感謝する」「本音で付き合う」
今まで社内で言われた事のない言葉が定着する。
チームのメンバーが落ち込んだり、自信を失いかけている時に河島さんはとても温かい言葉をかけてくれます。お守りや本をそっと手渡してくれる時もあります。
質問を投げかけながら、すこしずつ相手の本音を引き出していきます。じわりじわり、しかし時にビシッとストレートに。
仕事の成果を継続するには、知識や技術だけではだめで、
「心を鍛える」「理想を強くイメージし続ける」「あきらめない」メンタルな部分が重要です。
頼れる河島社長と、最先端デジタルからアナログまで技術のスペシャリスト宮本副社長。二人のスペシャリストを女性の視点で能見さんがフォロー。見事なプロの連携を私たちチームも見習って頑張ります。
N:日美印刷様を訪問すると、いつも元気よく“こんにちは!”と全員が席を立って挨拶してくれます。会社の中も本当にいつも綺麗で、今村社長が会社の理念として掲げる「信頼の日美ブランドを作ろう」というコンセプトの元、お客様を迎える為のおもてなしの心があらわれていらっしゃいます。
今回ご縁があり、WEBリニューアルという大仕事を任せて頂いたので、このおもてなしの日美ブランドを表現できるようつとめました。
“このページは、ここから入った方がきっとお客様は見やすい!”など、とことんお客様の視点に立った校正を何度も何度も入れてくれたメンバーにも、きっとこの理念が根付いているのだと思います。
このWEBに訪れた皆さまが、まるで日美印刷様に訪れた時のように、“この会社のこの方々なら任せられるなぁ”という感覚になって頂けるように、そして“お客様に喜んでいただきたい”という日美印刷さまの思いを表現できるよう、私もまだまだサポートをしてまいります。
日美印刷の皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。